ボールを持つ・返す

会社によるとは思うのですが、大きい会社って仕事を進めるときに「ボールを持つ」とか「ボールを返す」という表現を使いませんか?


「今ボールはお客様側です」

「いつまでも自分でボールを持ってないで早めに返しなよ」


大企業は業務が細分化されていることもあり、転がってきたタスクをこなしていけばビジネスが完了するので、自分マターのタスクを処理するという意味合いで使われていると思います。


ところがベンチャーってこの表現はあまり使わないですよね。

大きい組織にいた頃は、来たボールをひたすらに打ち返していればよかったものの、

ベンチャーではまずボールを投げてくれる相手を探す、ボールを投げてもらう、

打ち返したボールの行方を確認し、場合によって自分で取りに行き、

再度相手にボールを投げてもらう、くらいの違いがあると感じました。

ベンチャーに限らず、新規の事業はこういう状態なのかもしれないですね。

だいぶ極端な表現ではありますが、ボールを投げてもらえていること自体が恵まれていることだという学びでした。

レンタル移籍者たちの手記

企業間レンタル移籍プラットフォーム「ローンディール」は 大企業の人材をベンチャー企業のプロジェクトに参加させる仕組み。 働きなれた組織を離れて、未知のベンチャー企業に移籍した挑戦者たちは 何を見て、何を感じるのか。彼らの日々の記録。

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